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クレジットカードの審査基準とは?審査落ちの原因を解説

公開日 2020.02.03 最終更新日 2020.11.25

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クレジットカードの審査基準とは?審査落ちの原因を解説

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この記事の執筆者

安藤 博己 (運営者)

元大手金融会社勤務。 換金クレジット勤続10年目を迎え、これまでに債務管理の仕事を通して多くの現金化利用者と携わった経験を持つ。

これからクレジットカードを作ろうという人に立ちふさがるのが、審査という壁。

どんな点をチェックされるのかが分からないと、自分がクレジットカードを発行できるかどうか不安ですよね。

そこで、クレジットカードを発行する時の審査基準を解説!

クレジットカードの審査でよく見られるポイントと、よくある審査落ちの原因について紹介します。

クレジットカードを作る流れ

審査とは、クレジットカードを発行するために行われる過程の一つです。

そこでまずは、クレジットカードを作るときの流れについて知って起きましょう。

作りたいカードを選ぶ

クレジットカードを作るなら、主な利用目的に合わせて使い勝手の良いものを選ぶことが大切。

利用特典や、効率よくポイントが貯められる・使えるなどの観点から、主に以下の4つのポイントに注意してクレジットカードを選ぶとよいでしょう。

  • 年会費
  • ポイントの還元率
  • 自分がよく利用するお店
  • カードの特典内容

はじめてのクレジットカードなら、カードの発行にお金がかからない年会費無料のクレジットカードがおすすめ。

また、よく利用するお店がある場合は、その店舗やグループ系列で発行しているカードを作ると、その恩恵が受けやすくなりますよ。

学生向けのカードは、一般向けのカードよりお得な特典が用意されているものも多いので、内容をよく確認して決めるとよいでしょう。

必要書類を用意

必要書類を用意

クレジットカードは、必要書類を揃えないと申し込むことができません。
手続きを始める前に、カード会社のホームページなどで必要な書類を確認し、準備しておきましょう。

クレジットカードを作るために必要な書類は、基本的に以下の3点です。

  • 引き落とし用の銀行口座
  • 銀行印
  • 本人確認書類

このほか、未成年がクレジットカードを申し込む際には「保護者の同意書」が必要となります。

本人確認書類は、運転免許証のほか健康保険証やマイナンバーカード、パスポート、住民票の写し、写真付きの住民基本台帳カード、外国人登録証(日本国籍以外の場合)などが該当します。

しかし、健康保険証など顔写真つきでない身分証の場合は、追加で公共料金の領収書などの提示が必要になるケースもあるので注意しましょう。

また、クレジットカードの中には、カード会社と提携している銀行のネットバンキングを引き落とし口座に指定すれば、銀行印不要で作成できるものも。

たとえば、「楽天カードに申し込んで、引き落とし口座に楽天銀行を指定する」などがその例としてあげられます。

申し込み

基本的にクレジットカードは、以下のいずれかの方法で申し込むことができます。

  • オンライン申し込み
  • 郵送申し込み
  • 窓口申し込み
  • 電話申し込み

現代、もっとも主流なのは手軽かつスピーディなオンライン申し込みです。

しかし、それぞれの申し込み方法の特徴を知りたいという方のために、各自のメリット・デメリットについても解説しておきます。

オンライン申し込み

オンライン申し込みとは、パソコンやスマートフォンでカード会社の入会画面にアクセスし、必要情報を入力する方法です。

必要情報を入力すると、そのデータがカード会社に送られて審査が始まります。

24時間365日対応しているので、好きなタイミングで申し込みが可能。

カード会社によっては、最短で即日発行可能なものもある手軽でスピーディな申し込み方法です。

郵送申し込み

郵送申し込みは、取り寄せ、またはネットからダウンロードした入会申込書に必要事項を記入。

その書類をカード会社に郵送し、申し込みを行う方法です。

郵送には1〜3日程度の時間がかかるので、申し込み完了までに時間がかかるというデメリットがあります。

このためオンライン環境がない、またはネット操作に疎いという方、そして、窓口に足を運ぶ時間がないという方のための選択肢といえるでしょう。

窓口申し込み

店頭に足を運び、その場で入会申込書に必要事項を記入して手続きを行う方法です。

カードによっては即日発行できるものもあり、その他分からないことをスタッフに直接聞けるというメリットもあります。

しかしその一方で、店頭に足を運ばなければいけないという手間や、営業時間以外は対応できないといった柔軟性の低さが、デメリットといえるでしょう。

電話申し込み

カード会社によっては、電話での申し込みを受け付けているケースもあります。

ただし今の時代、電話申し込みはあくまでも、基本的にインターネットが利用できなかったり、近くに店舗がなかったりする人向け。

このためインターネットが利用可能な人や、窓口が近くにある人はそちらで申し込んだ方が手軽かつスピーディです。

審査

クレジットカードの申し込み手続きが完了すると、カード会社による審査が行われます。

審査とは、申込者にクレジットカードを発行しても良いか、そして発行する場合利用限度額はいくらにするか、などを判断することです。

審査では主に、勤務形態や勤続年数、年収、年齢、居住年数、同居家族、他社での借り入れ状況などが見られます。

審査にかかる時間はカード会社によって異なりますが、大体2週間ほど。

申し込み後即日対応というクレジットカードの場合は、本カードの受取までの間、仮カードでのお買い物が可能です。

カードの受取

審査に無事通過すると、クレジットカードが発行され、登録した住所に届きます。

原則としてクレジットカードの受け取りができるのは、本人のみとなっています。

不在の場合は再配達となり、ポストや宅配ボックスに投函してもらうことはできないので注意しましょう。

窓口で受け取れるクレジットカードもありますが、この場合は「本人限定受取郵便」などで発送され、受け取りの際には本人確認書や印鑑が必要となります。

クレジットカードの審査基準と落ちる原因

クレジットカードの審査基準と落ちる原因

それでは次に、気になるクレジットカード発行の審査基準と、よくある審査落ちの原因について見ていきましょう。

年齢

クレジットカードの審査では、金融的な信用が肝心。

その金融的な信用を推し量るには、年齢も大切な要素の一つとなっています。

まず、クレジットカード作成の申し込みが可能なのは、高校生を除く18歳以上から。
未成年の場合は、親権者の同意がないとクレジットカードを作ることができません。

また、定年を迎えた65歳以上の方も、返済できなくなるリスクが高まるため、審査の目が厳しくなります。

特に、それ以降の70歳代や80歳代になると、新規入会はかなり高い確率で断られてしまうでしょう。

年収

クレジットカードの審査項目の中でも、年収は返済能力に直結する大切な要素。

一般的には、200万円以上の収入があれば、一般カードの審査に通過する確率が高いと言われています。

職業や雇用形態も、年収とあわせてチェックされる大切な要素の一つ。

例えば単発で高収入を得ている自営業者やフリーランスの方よりも、公務員など安定的な収入の人の方が審査上では有利です。

アルバイトやパートでも申し込み可能というクレジットカードの場合は、同居している家族の年収=世帯年収で審査されます。

信用情報

クレジットカードを作る際は、個人の信用情報がチェックされます。

個人信用情報とは、その人の今までの借金に関する情報記録。
キャッシングやカードローンの利用履歴や、現在の借り入れ状況が見られます。

すでにたくさんの債務を抱えていたり、今までの借り入れで延滞が多かったりすると、審査落ちの原因となります。

審査で見られる信用情報のポイント

審査で見られる信用情報のポイントは?

年齢や年収が平均的なのに、クレジットカードの審査が通過できない…。

そんな時はだいたい、個人の信用情報に問題があることが多いです。

個人信用情報では、主に以下の4つの情報が記録されています。

  • 個人に関する情報
  • 契約内容に関する情報
  • 返済に関する情報
  • 取引事実に関する情報

クレジットカードの審査では、一体これらの情報のどのようなところが見られているのか、もう少し細かく紹介します。

個人に関する情報

氏名や生年月日、住所や電話番号など、個人を特定する基本的な情報です。

その他、勤務先や年収などの収入に関する情報が掲載されているので、主に返済能力を見極める判断材料となります。

安定的に収入を得ているかどうかが最大のポイントなので、個人事業主か企業勤めか。

企業勤めだとしたら勤務先の規模はどうか、勤務形態は正規雇用か非正規雇用か、などが見られます。

契約内容に関する情報

契約内容に関する情報とは、今までに作ったクレジットカードやカードローンなどの種類、枚数、限度額の情報です。

複数枚のカードローンやクレジットカードを持っている人は、要注意!

あまり利用していなくとも、そのように借入可能なカードをたくさん持っているだけで、審査に不利に働くことがあります。

返済に関する情報

過去から現在までに至る借入と、その返済状況に関する情報です。

今までにクレジットカードやカードローンで、支払い遅延や延滞を起こしたことがある人は、その回数や期間が記録されています。

クレジットカードは、あくまでも信用を前提とする取引。

このためたとえ短い期間でも何回も延滞を繰り返していると、クレジットカードが作れなくなってしまう恐れがあります。

取引事実に関する情報

信用情報に掲載されているものの中で、恐らく1番ピンとこないのがこの取引事実に関する情報ではないでしょうか。

ここでは、今までのお金のトラブルに関する情報が記録されています。

特に、借金が返せなくて債務整理を行った、クレジットカードを強制解約されたなど、いわゆる金融事故と呼ばれるような重大な情報は要注意。

金融事故を起こしてから5年間はブラックリスト入りといって、ローンを組んだりクレジットカードを作ったりすることがほぼ不可能となってしまいます。

自分の信用情報を確認する方法

信用情報を確認する方法

クレジットカードの審査を受ける前に、自分の信用情報を確認しておきたい…。

そんな時は信用情報機関に問い合わせて、自分の信用情報を開示請求できます。

まず、日本の信用情報機関は、3つに分かれています。

  • CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
  • JICC(日本信用情報機構)
  • JBA(全国銀行個人信用情報センター)

この中でも最も利用されている信用情報機関はCICで、主に消費者金融と信販会社に利用されています。

それに次ぐのがJICCで、こちらはクレジットカード会社と信販会社がメイン。

そして銀行系の借入れでは、JBAが利用されています。

どの信用情報機関を使って審査を行なっているかは、各カード会社によって異なります。

まずは審査を受けたいカード会社がどの信用情報機関を利用しているのか調べ、その機関に開示請求を行うようにしましょう。

ネットでの開示請求の流れ

ネット環境があれば、スマホやパソコンから信用情報の開示請求ができます。
ただしセキュリティ対策の観点から、全ての操作を1時間以内に済ませなければなりません。

CICの場合

クレジットカードの契約で利用した電話番号で、CICに電話をかけます。

オペレーターに開示請求の旨を伝えると、受付番号が交付されるので、その受付番号を公式サイトで入力。

すると、PDFファイルで自分の信用情報を閲覧できます。

利用可能なサービス時間は、8:00〜21:45。

利用手数料として、本人名義のクレジットカードで1,000円の支払いが必要です。

JICCの場合

公式サイトから専用アプリをダウンロードし、メールアドレスを送信。

JICCからパスワードが届くので、それを公式サイトのパスワード入力画面に入力します。

続けて氏名、生年月日、住所、電話番号などの基本情報を入力し、画面の案内にしたがって、運転免許証などの本人確認書類を撮影・画像データを送信。

クレジットカード、コンビニ・ATM・ネットバンキングのいずれかの方法で手数料1,000円の支払いが必要です。

メンテナンスの時間帯を除いて、24時間365日サービスが提供されています。

JBAの場合

JBAは、窓口・ネットでの開示請求を受け付けていません。

情報開示請求は、郵送での申し込みのみ受け付けています。

郵送での開示請求の流れ

公式サイトから信用情報開示申込書を印刷・記入して郵送することで、自分の信用情報を取り寄せることも可能です。

CICの場合

公式サイトから信用情報開示申込書をダウンロード、印刷します。

運転免許証などの本人確認書類と、手数料1,000円分の定額小為替証書をゆうちょ銀行で発行し、CICに郵送。

すると10日ほどで、簡易書留の開示報告書が自宅に届きます。

JICCの場合

公式サイトから信用情報開示申込書を印刷・記入します。

ゆうちょ銀行で発行した1,000円分の定額小為替証書と本人確認書類を、JICCの窓口あてに送付。

1週間〜10日前後で、開示結果が簡易書留で自宅に届きます。

本人による開示のみ、クレジットカードでの手数料支払いが可能です。

JBAの場合

公式サイトから登録情報開示申込書を印刷、記入します。

本人確認書類と、ゆうちょ銀行で発行した1,000円分の定額小為替証書をあわせて全国銀行個人信用情報センターの窓口あてに送付。

1週間〜10日前後で本人限定受取郵便、または本人の希望により簡易書留で、開示報告書が自宅に届きます。

審査に通りやすいクレジットカードとは?

審査に通りやすいクレジットカードとは?

クレジットカードを作りたいけど、審査落ちが不安…。

そんな方のために、審査に通過しやすい・誰でも作りやすいクレジットカードの種類を紹介します。

流通系のクレジットカード

クレジットカードは、発行元であるカード会社やその提携先によって、以下のような種類にわかれます。

  • 銀行系
  • 信販系
  • 流通系
  • 消費者金融系

この中でもっとも審査に通過しやすいのは、流通系のクレジットカードです。

流通系のクレジットカードとは、スーパーやショッピングモール、コンビニなどの流通系企業がカード会社と提携して発行しているクレジットカードのことです。

これらのカードは、主に顧客の囲い込みを目的として発行されているため、審査のハードルが他のカードよりも比較的低く設定されているんですね。

申し込み条件のハードルが低い

クレジットカードは種類ごとに、ある程度ターゲットを定めて発行されています。

このため審査を通過するためには、自分がそのターゲット層に合致しているクレジットカードを選ぶのが有効です。

自分でも発行可能かどうか、そのクレジットカードの申し込み対象者をチェックしましょう。

中には、申し込み条件に「パート・アルバイトでもOK」「年齢18歳以上からなら申し込み可能」と記載があるカードもあります。

もちろん、クレジットカードの審査基準=クレジットカードの申し込み条件というわけではありません。

しかし、このように申し込み条件に収入や勤務形態への言及がないカードは、比較的ハードルが低く、審査に通過しやすい傾向にあります。

家族カード

収入などが審査基準に満たない場合は、家族カードを発行するというのも一つの手段です。

家族カードとは、夫や親が名義人となっているクレジットカードから、派生して作るカードのこと。

家族カードの利用代金の請求は、本名義人である夫や親にいくため、審査に通過しづらいステータスの人でも発行できる可能性があります。

審査に通りやすいクレジットカードは現金化もしやすい

審査に通りやすいクレジットカードは現金化もしやすい

審査に通りやすいクレジットカードは、そのぶん現金化もしやすいという嬉しいメリットがあります。

現金化とは、クレジットカードの買い物専用枠であるショッピング枠を使って現金を作る方法です。

本来、クレジットカードでお金を借りるためには、現金借り入れ専用枠であるキャッシング枠を、また別の審査を通過して設定する必要があります。

その点、クレジットカード現金化はショッピング枠を利用した現金調達手段。
すでに発行済のクレジットカードさえ1枚あれば、誰でも現金を作れるというメリットがあります。

ただし、カード会社はお金を借りるならできればキャッシング枠を使って欲しいと思っています。
このためショッピング枠の現金化は、カード会社にバレるとクレジットカードが止められてしまうというデメリットも。

しかし、審査に通過しやすいクレジットカードは、現金化に対しても比較的寛容な態度をとっていることが多いです。

特に、エポスカードや楽天カードなど、みんなが使っているような流通系のカードを選べば、クレジットカードが利用停止になる危険性は低いでしょう。

クレジットカード現金化は、専門業者に申し込みさえすれば、カード決済から最短5分でお金が手に入る便利な現金調達手段。

審査の通りやすいクレジットカードを選んで発行しておけば、いざという時金欠をくぐり抜けるための手段にもなって便利ですよ。

その際はぜひ現金化業者の安全性にもこだわって、今までカード事故0件という実績を持つ、換金クレジットまでご依頼ください!

まとめ

クレジットカードの審査では主に、年齢や収入、そして個人信用情報が見られます。

返済能力はじゅうぶんかどうか、そして過去にお金のトラブルを起こしていないかをチェックして、申込者が信用に足る人物かどうかを見極めているんですね。

審査基準が比較的ゆるやかなのは、スーパーやコンビニが発行または提携している流通系のクレジットカードです。

今は、「パートやアルバイトでも申し込みOK」というクレジットカードもたくさんあります。
不安な場合は、申し込み条件について問い合わせたり、自分の信用情報を確認したりしてみるといいでしょう。

ちなみに審査に通りやすいクレジットカードは、ショッピング枠の現金化にも向いています。

クレジットカードを利用停止にせずに現金化したい場合は、ぜひ一度換金クレジットまでご相談ください。