公開日 2018.09.10 最終更新日 2020.08.04
クレジットカード現金化とは
クレジットカード現金化は合法!安全に利用する方法を解説
クレジットカードのショッピング枠を換金するクレジットカード現金化。
手持ちの現金が不足した場合に便利な方法ですが、「クレジットカード現金化」と検索すると、「危険」「違法」などの不穏な言葉が並んでいます。
そこでこの記事では、クレジットカード現金化は違法なのかどうか、そのリスクと安全性について解説!
安全にクレジットカード現金化する方法や、正しい業者の選び方を紹介します。
目次
クレジットカード現金化は違法ではない
結論から言うと、クレジットカード現金化は違法ではありません。
しかしネット上では、クレジットカード現金化が以下の犯罪に問われる違法行為だという声があがっているのも一つの事実です。
- 横領罪・詐欺罪
- 貸金業法違反・出資法違反
それでは、なぜクレジットカード現金化がこれらの罪に当てはまると言われているのか。
そして、決してそうとは言い切れない理由について解説していきます。
横領罪・詐欺罪
クレジットカードで購入した商品の代金は、返済日までカード会社が立て替えている状態。
その返済を終えないうちに、購入した商品を転売してしまうのは、
「カード会社の物を転売しているのと同じで、横領罪に相当する」
というのがクレジットカード現金化を違法とする1つの意見です。
利用者が利用代金を返済するまで、カード決済した商品の所有権はカード会社にあるという考え方ですね。
理論上はその通りなのですが、横領罪や詐欺罪を立証するためには、初めから悪意があったことを立証しなければなりません。
しかし、カード決済した商品を転売した人の中には「新作のゲーム機を買ったが、つまらなかったからすぐに売った」という人もいるでしょう。
つまり、初めから転売目的で商品を購入したかどうかを第三者が客観的に判断するのは、事実上不可能!
以上の理由から、クレジットカード現金化は利用しても違法にはなりません。
実際、横領罪や詐欺罪で捕まったクレジットカード現金化利用者は存在しないので、安心してください。
貸金業法違反・出資法違反
銀行以外の民間企業が、個人へお金を融資する事業を行う場合は、国から貸金業登録を受ける必要があります。
そして、そういった貸金業者がお金を貸し付ける場合、その金利は「どんなに高くても年利20%以内」と法律で決まっています。
しかし、クレジットカード現金化業者は貸金業登録を行っていません。
そしてその利用手数料は、カード決済額の20~30%前後。
年利換算すると240%超もの手数料を徴収していることになり、一見明らかな法律違反のように思われますね。
しかし、こういった事業者登録や利息制限は、貸金業者に適用される法律。
クレジットカード現金化業者は中古品買取業として営業しているので、貸金業法や出資法は適用されません。
あくまで利用者が持ち込んだ商品を中古品として買い取り、その買取代金を利用者に渡している、という体裁を貫いてるんですね。
法の穴をくぐるようなグレーなやり方ですが、実際に古物商の営業許可証も発行されているわけですから、国も目を瞑っているということです。
したがって、クレジットカード現金化は貸金業法・出資法違反でなく、違法ではありません。
ショッピング枠の現金化はカード会社の利用規約違反
このようにショッピング枠の現金化は違法ではないものの、カード会社の利用規約では禁止行為として定められています。
なぜならカード会社は買い物専用枠であるショッピング枠とは別に、現金借り入れ専用枠としてキャッシング枠というものを設けているからです。
キャッシング枠の利用には審査を受ける必要があり、申し込み者の返済能力に見合った貸出上限額がそれぞれ設定される仕組みとなっています。
つまり、これを無視してショッピング枠を現金化することは、カード会社に黙ってお金を借りるのと同じ。
このためカード会社に現金化目的でカード決済をしたことがバレると、カード利用停止や強制解約などのペナルティを受ける可能性があります。
カード会社に現金化目的の決済がバレる仕組みとは
審査を通さず、支払い能力の分からない人にお金を貸すのは、カード会社にとって回収リスクの高い行為です。
前述したように、カード会社はカード会員にはなるべくキャッシング枠を使って借金をしてほしいと思っています。
このためカード会社もショッピング枠を現金化する人の傾向をさぐって、対策を実行。
自動検知システムを採用して、現金化目的だと疑われるよう決済があると、クレジットカードが利用停止になる仕組みを採用しています。
現金化目的だと疑われるようなカード決済とは主に、以下のような状況です。
- 普段カード支払いをしない人が高額商品を購入する
- 換金性の高い商品を高額購入する
- 換金性の高い商品を複数個購入する
このような行為は現金化目的だけでなく、第三者による不正利用としてもよく使われる手段なので、クレジットカードが自動でストップする可能性が高いです。
換金性の高い商品とは、金券やブランド品、宝飾品などのこと。
特に、 現金化に使われやすい定番商品である新幹線回数券や商品券などはより利用停止リスクが高いといえるでしょう。
現金化目的だと疑われやすい人物は?
また、同じ行為でも以下のような条件に当てはまる人は特に、クレジットカード現金化目的だと疑われやすいので注意が必要です。
- キャッシング枠を限度額ギリギリまで利用している
- クレジットカードを作ってから初めての決済
- 普段あまりクレジットカードを使わない
キャッシング枠を限度額ギリギリまで使っている=それだけお金に困っているということなので、カード会社もその利用者をクレジットカード現金化の予備軍として監視しています。
また、クレジットカードを作ってから初回の決済は「何のためにカードを作ったのか」と他の決済よりもその利用目的が注視されています。
換金性の高い商品をカード支払いで購入すると、「現金化目的のためにクレジットカードを作った」と勘違いされやすいので注意しましょう。
同じように、今までクレジットカードを全然使っていなかった人が急に換金性の高い商品を買い込むと、現金化目的だと疑われる危険性があります。
安全にクレジットカード現金化する方法
それでは、安全にクレジットカード現金化するためには一体どうしたらよいのでしょうか?
クレジットカード現金化から違法性を可能な限り排除し、安全に利用するための方法について解説します。
キャッシュバック方式の現金化業者を利用する
クレジットカード現金化が詐欺・横領罪にあたるのは、カード会社に返済が終わる前に、購入した商品を転売した場合です。
実際、この考え方で逮捕されたクレジットカード現金化の利用者はいませんが、少しでも法に触れる可能性があるのは嫌という人は、キャッシュバック方式の現金化業者を利用するのがおすすめです。
キャッシュバック方式の仕組み
キャッシュバック方式とは、対象商品の購入特典として、利用者に現金を付与する方法。
いまいちピンと来ないかもしれませんが、要は家電量販店や携帯ショップでよく実施されている、
「ただいまご契約いただくと○○円キャッシュバック!」
というキャンペーンと一緒です。
業者の運営するショッピングサイトで指定の商品をカード決済すると、その購入代金の一部が現金となって返ってきます。
例えば、換金率80%の現金化業者で、3万円のおもちゃの指輪をカード決済した場合、2万4千円が自身の銀行口座にキャッシュバック。
残りの6千円は手数料として、現金化業者に徴収された形になります。
このように、商品の購入・転売ではなく、あくまでも対象商品の購入特典として現金を受け取るキャッシュバック方式の現金化業者なら、違法性はありません。
ちなみに、ネット運営の現金化業者はほぼ全てキャッシュバック方式。
それに比べて、現金化ショップなど実際に店舗を構えて営業しているお店は買取方式を採用しています。
このため安全性を重視するなら、換金クレジットのようなネット型の業者がおすすめです。
ただし商品は必ず受け取ろう
キャッシュバック方式の現金化業者では、パワーストーンやおもちゃの指輪などがよく対象商品として指定されます。
あまり実用的でない商品ですので、要らないと思われる方がほとんどだと思いますが、配送された商品は必ず受け取るようにして下さい。
お客がお金を支払って、その対価を受け取ったという事実がないと、商取引が成立せず、違法となる危険性があるからです。
もちろん、1度きちんと受け取った事実さえあればいいので、宅配業者から受理した後は、好きに処分して構いません。
キャッシュバック方式ならカード利用停止にもなりにくい
現金化目的の決済だとカード会社にバレ、クレジットカードが利用停止になる1番の原因は、換金性の高い商品のカード決済です。
その点キャッシュバック方式の現金化業者が、カード決済の対象商品としているのは、おもちゃの指輪やパワーストーン。
どれも、第三者目線から見て価値のはかりにくい商品なので、カード会社のシステムに不正利用を感知される確率が低いです。
このように、キャッシュバック方式のクレジットカード業者利用は現金化がバレにくく、利用停止にもなりにくいというメリットがあります。
カード利用停止になりやすいカードに注意
クレジットカードの中には、現金化に使うと利用停止になりやすいカードもあるので注意が必要です。
まず、現金借り入れ専用枠であるキャッシング枠を使い込んでいる人は、クレジットカード現金化予備軍としてマークされています。
キャッシング枠を限度額ぎりぎりまで使うほどお金に余裕がない人が、ショッピング枠で優雅にお買い物するとは考えにくいからです。
また、クレジットカード現金化への取り締まり姿勢は、国際ブランドによっても異なります。
世界的にシェアの高いVISAやMasterCardは、比較的クレジットカード現金化に対して寛容なので、すぐにカードが止まってしまうようなことは滅多にありません。
それに対して唯一の国内ブランドであるJCBは、日本初というその真面目な国民性ゆえか、現金化に対して厳しい傾向にあります。
少しでも疑わしいカード決済があれば、すぐにカードを止められてしまうので、現金化への利用は避けたほうが無難。
同様に、アメックスやダイナースクラブカードなどのステータスカードも利用停止になりやすいので、使わない方がいいでしょう。
危険なクレジットカード現金化の方法
クレジットカード現金化自体は、キャッシュバック方式のネット業者を利用せずとも以下の方法で可能です。
- 自分でクレジットカード現金化する
- 店舗型のクレジットカード現金化業者を利用する
1つ目は、カード支払いで購入した商品を転売する、自分でのクレジットカード現金化。
そして2つ目は、現金化ショップなど街で実際にお店を構えて営業している店舗型のクレジットカード現金化業者を利用する方法です。
店舗型のクレジットカード現金化業者は、買取方式というクレジットカード現金化の方法を採用しています。
利用者に換金性の高い商品をカード決済させ、その商品の買取代金として現金を渡す方法です。
これら2つの方法は、どちらも換金性の高い商品をカード決済・転売する必要があります。
前述したように、換金性の高い商品のカード決済は、カード会社に現金化目的だとバレる1番の原因。
このため、 2つの方法はあまり安全とはいえません。
その他クレジットカード現金化のリスクとは?
ショッピング枠の現金化における主なリスクは、クレジットカードの利用停止です。
しかし、安全にクレジットカード現金化を行おうとするならば、以下の注意点にも留意する必要があります。
- 悪徳業者の詐欺被害に遭うリスク
- 家族にバレるリスク
- 自己破産など債務整理ができなくなるリスク
上記のリスクについても1つずつ説明していきます。
悪徳業者の詐欺被害に遭うリスク
お金の貸し借りに関する法律が整備された現代の日本では、銀行や有名な消費者金融を利用すればまず、闇金に遭遇することはありません。
しかしクレジットカード現金化は、法的にグレーゾーンな取引。
それゆえに、クレジットカード現金化業者の一部には悪徳業者が紛れ込み、詐欺の温床となっているという現実があります。
実際、クレジットカード現金化という取引自体は違法でなくても、違法業者として過去に逮捕されたクレジットカード現金化業者はたくさんいます。
今ではだいぶそういった詐欺業者も淘汰されてきていますが、油断は禁物。
悪徳業者に捕まってしまうと、現金が振り込まれなかったり、個人情報を抜き取られたりという詐欺被害に遭うリスクがあるので、業者選びには十分な注意が必要です。
自己破産などの債務整理ができなくなるリスク
暗い話になりますが、借金がどうしても返せなくなった場合、自己破産などの方法があります。
しかしクレジットカード現金化をすると、いざという時にこういった自己破産などの債務整理ができなくなってしまう可能性があるんです。
なぜならクレジットカード現金化は、もともとカード会社の利用規約で定められた禁止行為。
このような不当な方法で借金をしていたことは、免責不許可事由といって、債務整理が許されない原因に該当してしまいます。
もともと自己破産などは「やむを得ない事情で借金が返せなくなった人」のための救済措置。
クレジットカード現金化をしてまで借金をしていたことは自業自得と見なされ、自己破産ができなくなってしまうリスクが発生します。
クレジットカード現金化は返済のアテがある人が、一時的な金欠を乗り越えるためにはぴったりの方法です。
しかし慢性的な資金難に苦しんでいる人は早めに弁護士に相談して、根本的な解決を練った方がいいでしょう。
家族にバレるリスク
クレジットカード現金化は審査がないので、利用者には主婦や無職の方に需要があります。
その一方でクレジットカード現金化は法的にグレーゾーン。
社会的にはあまり褒められた行為ではありませんので、夫や両親にバレずに現金化したいという主婦や学生の方も多いです。
こういった方たちが安全に現金化するためには、家族にバレるリスクにも気をつけなければなりません。
安全なクレジットカード現金化業者の選び方
クレジットカード現金化で詐欺に引っかからないためには、業者選びが重要です。
キャッシュバック方式の現金化業者の中から優良店を探し出し、利用停止リスクや詐欺被害リスクを抑えましょう。
公式サイトをチェック
店舗を持たないキャッシュバック方式の現金化業者にとっては、公式サイトこそがお客様との唯一の窓口。
にも関わらずその作り込みが甘い業者は、悪徳業者の可能性が高いです。
こういう連中は初めから、お金を巻き上げるだけ巻き上げたら、すぐに店をたたむつもりでいるので、いちいちHP作りに手間や時間をかけたりはしないんですね。
そして、落ち着いた頃にまた名前を変えて出店し、悪事を繰り返すというわけです。
それに対して優良店の公式サイトは、ユーザーが知りたい情報がすぐに分かるよう、綺麗に作り込まれていることが多いです。
また、悪徳業者とは言い切れませんが、文字化けやうまく表示できていない画像がそのままにしてあったり、最後の更新から1年余りも経っているような管理がずさんなクレジットカード現金化業者は、避けておいたほうが賢明でしょう。
会社概要で信頼性をチェック
普段からネットをよく見る人の場合は、なんとなく適当なサイトと凝っているサイト、古いサイトと新しいサイトの見分けがつくでしょう。
しかし、画像を切り貼りしただけのHPでもぱっと見はきれいに見えるので、あまりネットをいじらない人にとっては、見かけで判断するのが難しいかもしれません。
そこで、公式サイトの外見だけでなく中身で判断するには、会社概要のページをチェックするのがおすすめ。
悪徳業者は警察の目から逃れるため、責任者名や所在地などの大切な情報を明かさないことが多いです。
それに対して優良店は安全性を証明するために、自らの情報を進んで開示する傾向にあります。
口コミやネット上の評判をチェック
クレジットカード現金化業者の善し悪しを判断する時は、自分だけでなく第三者の意見を聞くことも重要です。
そこで貴重な情報源となるのが、ネット上の口コミ評価。
当然公式サイトの口コミでは、良い点しか書いていませんので、クレジットカード現金化の比較サイトを閲覧するのがおすすめです。
実際の利用者の体験談や口コミが紹介されているので、リアルな声から換金率やスピード、接客態度など知りたい情報が探せます。
アフィリエイトサイトに注意
比較サイトとは本体、公平な第三者目線で業者を評価・紹介するものです。
しかし中には、完全に営利目的で業者と癒着しているアフィリエイトサイトもあるので注意が必要。
多大な広告報酬を払ってくれるお店だけを優良店だと猛プッシュし、明らかに偏った評価をつけている場合があります。
特に、1つのサイトだけを見て判断すると、このようなアフィリエイトの罠に嵌まりがちです。
もしネット上の口コミ評価・評判を参考にする場合は、複数の比較サイトを参考にしましょう。
カード会社や家族バレへの対策をチェック
細かく安全性が気になるなら、実際にそのクレジットカード現金化業者がどのような対策を講じているのかチェックするにも大切です。
例えば現金化業者が行なっているカード会社対策としては、以下のようなものがあります。
- 海外決済端末の導入
- カード決済代行会社との提携
海外決済端末の導入やカード決済代行会社との提携は、カード会社に現金化目的の決済だとバレにくくする効果があります。
具体的にこういったサービスを導入している店舗なら、利用停止リスクに怯えず安心して利用できるでしょう。
また、家族に現金化の利用がバレないよう、一部以下のようなサービスを実施している業者もあります。
- 現金出張手渡しサービス
- 商品配送の日時指定
- 折り返し電話連絡の日時指定
特に、キャッシュバック方式の現金化業者を利用すると、折り返しの電話連絡があったり、自宅に商品が届きます。
これらはタイミングが悪いと全て家族にバレる原因に繋がるので、なるべく事前に業者に相談しておくと安心です。
換金クレジットは安心・安全の優良店
ネット上で経営しているクレジットカード現金化業者は、たくさんあります。
その中から安全に利用できる優良店をすぐに見つけ出すのは至難の技です。
換金クレジットの利用者で、クレジットカードが利用停止になってしまったというお客様は一人もいらっしゃいません。
提出していただいた個人情報やカード情報は全て厳重に管理しておりますので、情報漏洩の心配もなし。
安心・安全のサービスで最短5分で現金をお振り込み致します。
まとめ
クレジットカード現金化は違法ではありませんが、法的にグレーゾーンな取引。
このため業者選びや利用方法を誤ると、カード利用停止などのトラブルに巻き込まれてしまう危険性があります。
クレジットカード現金化業者を利用するなら、違法性が低く安全性の高い、キャッシュバック方式の優良店がおすすめです。