公開日 2021.10.05 最終更新日 2021.11.01
クレジットカード現金化のお役立ち情報
海外でもクレジットカード現金化は利用できる?お金に困った時の対処法

クレジットカード現金化は、急に現金が必要になった時に便利なサービスです。
2回目以降の利用ならメールやLINEからでも申し込みができますが、果たして出張や旅行などで海外に滞在している場合でも利用できるのでしょうか?
そこでこの記事では、海外でクレジットカード現金化する方法や、外国でお金に困った時に現地の通貨を手に入れる方法について紹介していきます。
目次
海外のクレジットカード現金化事情
中国や韓国、アメリカなどでも、クレジットカード現金化は盛んに行われています。
クレジットカード現金化する方法も、基本的には日本と同じです。
クレジットカード現金化業者を利用する方法と、クレジットカードで商品を購入して、リサイクルショップなどで転売するという2つの方法があります。
日本よりもその規制は比較的緩やか
クレジットカード現金化は海外でも、法的にグレーゾーンまたは違法にあたる行為です。
その扱いは国によって異なりますが、例えば韓国では与信専門金融業法によって禁じられている違法行為となっています。
しかし、ほとんどの国においては日本よりも現金化に対する規制は緩やか。
実際に日本国内のクレジットカード現金化業者の中には、海外に拠点を移して活動しているお店も存在します。
ただし換金率は低い
規制の厳しい日本に比べて、海外でのクレジットカード現金化は自由度が高いです。
しかし、そのかわり換金率が低いという特徴があります。
日本でクレジットカード現金化業者を利用する場合、その換金率の相場は75%前後。
優良店であれば換金率80%以上で現金化できます。




海外でクレジットカード現金化する方法

それでは、もし海外でクレジットカード現金化したい場合は、一体どうすればいいのでしょうか?
日本人が海外でクレジットカード現金化する方法について紹介します。
現地のクレジットカード現金化業者を利用する
海外でクレジットカード現金化するための方法としてはまず、現地の現金化業者を利用するという手段があります。
しかし、残念ながらこの方法は現実的ではありません。
なぜなら海外で現金化サービスを利用するには、現地に対応している銀行口座の開設やクレジットカードの作成が必要になります。
銀行口座の開設やクレジットカードの作成は海外では難しい
海外における銀行口座の開設は、留学ビザなど何らかの長期滞在許可証がないと基本的には認められません。
さらにクレジットカードともなると、たとえ就労ビザがあっても作成が難しいなど、さらにそのハードルが上がります。
このように銀行口座の開設とクレジットカードの作成、どちらも観光ビザやパスポートのみではまず不可能。
このため海外に短期滞在している人が現地のクレジットカード現金化業者を利用するのは困難です。
また、現地の人と対等に交渉できるコミュニケーション力がないと、不当に高い手数料を巻き上げられてしまう可能性も高いです。
海外の現金化業者は日本よりもはるかに悪徳業者が多いことを考えても、利用は避けるべきだといえるでしょう。
自分でクレジットカード現金化する
海外でクレジットカード現金化する2つ目の方法としては、現地で商品をカードで購入し、リサイクルショップなどに持ち込んで転売するという方法があります。
日本国内で発行されたカードでも、 VISAやMaster Cardなどの国際ブランドであれば、基本的には海外利用が可能です。
クレジットカード対応のお店を探して、その国において換金性の高い商品をカードで購入しましょう。
リサイクルショップなどで転売すれば、その売却金額が現地の通貨で手に入ります。
現地の言葉が流暢に話せることが大前提
この方法なら、現地に対応する銀行口座やクレジットカードがなくとも、現金化が可能です。
ただし、しっかり交渉できる力がないと、完全に足元を見られてしまうので注意が必要。
換金性の高い商品を購入しようとして偽物のブランド品をつかまされたり、反対に値打ちのある商品でも安く買い叩かれてしまうケースもあります。
英語などの公用語または現地の言葉をうまく使える人にしか利用できないうえ、換金率が低くなるリスクも高い方法だということを覚えておきましょう。
日本のクレジットカード現金化業者を利用する
海外でクレジットカード現金化する3つ目の方法は、日本のクレジットカード現金化業者を利用することです。
対応してくれる業者は少なく、時差があるので営業時間に注意しなければなりませんが、探せば海外からでも利用を受け付けてくれるお店はあります。
ただし、クレジットカード現金化業者の初回利用には電話による本人確認が必須。
海外で初めて日本の現金化業者を利用すると、電話料金が高くついてしまいます。
このためもし、日本のクレジットカード現金化業者を利用したいのであれば、国内にいる時に優良店を見繕って、一度利用実績を作っておくのがおすすめです。
2回目からはメールやLINEで対応してもらえますので、海外からでも利用しやすくなります。
振込先は日本の銀行口座となるので注意が必要
当然ですが、日本のクレジットカード現金化業者を利用した場合、現金は日本の銀行口座に振り込まれます。
このため、日本のクレジットカード現金化業者を利用する場合は、どのように海外で現金を引き出すかということも考えておかなければなりません。
海外からでも自分の口座から引き出せるキャッシュカードや、海外利用できるデビットカードなどがあると便利です。
また、海外送金サービスを利用すれば、日本国内の銀行から海外への送金も可能です。




海外で現金が必要になったら?金欠時の対処法

海外でクレジットカード現金化する方法はないこともないですが、その難易度やコストを考えると、あまり現実的ではありません。
そこで、ここからはクレジットカード現金化以外にも、海外で現金が必要になった場合に役に立つサービスについて紹介していきます。
キャッシング
クレジットカードには買い物専用枠のショッピング枠だけでなく、現金借り入れ専用枠としてキャッシング枠が設定されています。
もし、海外で資金調達をしたいなら、このキャッシング機能の利用が便利です。
VISAなどの国際ブランドなら、空港や大型のショッピングモールに設置されているATMでキャッシングを利用すれば、現地の通貨を引き出すことができます。
両替する手間が省けるだけでなく、日本の銀行で外貨両替するよりも手数料が安くつく場合もあってお得です。
ATMでの盗難被害に注意
海外ではATMを利用している最中に盗難に遭うケースが多いので注意が必要です。
夜間や、人通りが少ない場所、治安の悪い場所でATMを利用するのは避けるようにしましょう。
また、キャッシングを利用するには、あらかじめ申し込みを済ませて審査を通過しておく必要があります。
お金が必要になってから申し込んでも間に合わないので、海外に行く前に自分のカードにキャッシング枠がついているかどうか確認しておくようにしましょう。
海外送金サービスを利用する
海外送金サービスを利用すれば、家族や親戚などに頼んで日本の銀行から海外への送金が可能です。
インターネットバンキングを利用している場合は、自分の口座にログインし、ネット操作で海外送金サービスを利用することもできます。
海外送金にかかる日数は銀行などによって異なりますが、だいたい1営業日〜6営業日かかるのが一般的です。
現金の受取には身分証明書が必要になりますので、パスポートを手元に用意しておきましょう。




まとめ
クレジットカード現金化は海外でも利用することが可能です。
ただし、現地のクレジットカード現金化業者を利用するには、現地に対応した銀行口座とクレジットカードが必要。
さらに、自分でクレジットカード現金化する場合は、売買において不利になることがないよう、一定以上のコミュニケーション能力が求められます。
このため、もし海外でクレジットカード現金化したい場合は、日本国内で一度利用実績のある現金化業者に依頼するのが安心です。
海外からでも利用できるキャッシュカードや、口座と紐づけたデビットカードがあれば、日本の銀行に振り込まれた現金を現地で使うことができます。
また、インターネットバンキングを利用している場合は、自分で端末を操作して海外送金サービスを利用し、日本の銀行口座から海外へ送金することも可能です。
もし、インターネットバンキングを利用していない場合は、家族や親戚に頼んで海外送金サービスを利用し、現金を送ってもらいましょう。
いざという時のために、事前にしっかり準備をしておくのが一番ですが、もしも海外でお金に困った際は、キャッシングなど他の方法も吟味しながら困難を乗り越えましょう。